こんにちは、毎日ヨーグルトを食べるまにむーんです。近くのスーパーで400g前後のものを買ってきて、毎朝、朝食代わりに1個食べていました。毎日食べていると金額的にも馬鹿にならないなぁと思っていたときに、ふと「自家製ヨーグルトを作れば節約では!?」と気付き、ヨーグルトメーカーを探してみると、最近は牛乳パックをそのまま使うタイプの便利なものがあることが分かりました。
どうせなら単価の高い高機能ヨーグルトをたくさん作って、節約しつつ健康になろう!
ヨーグルトメーカー選定&購入
いくつか選択肢がある中で、以下の2点が選定基準になりました。
- 「牛乳パックをそのまま使える」or「専用容器」
- 「温度設定&タイマー設定が柔軟」 or「 固定値であまりいじれない」
というわけでアイリスオーヤマのIYM-013を購入しました!3,000円強というお手頃価格で、25~65℃の温度調整、1~48時間のタイマーが自由に設定できて、さらに1Lの牛乳パックがそのまま使えるという、求めていた機能が全て入っていることが決めてでした。
R-1 ヨーグルトについて
高機能ヨーグルトといえば、明治プロビオヨーグルトR-1ですよね。インフルエンザの時期に有名になっていた記憶があり、調べてみると特許出願が10年以上前になされていました。特許3017493号の詳細を見てみると以下の記載があります。
【発明の効果】本発明によれば、慢性関節リウマチ、潰瘍性大腸炎等の自己免疫疾患の予防、軽減、治療が副作用を伴うことなく効率的に実施できる。本発明に係る組成物は、安全性には全く問題はなく、乳製品その他各種飲食品の形態に自由に調製することができるので、健常者はもとより、乳幼児、老令者、病弱者、病後の人等も長期間に亘って摂取することができ、特にすぐれた予防効果を奏する。
さらに特許第5177728号(特開2005-194259)を見てみると製法がきっちり書いてあります。
【 実施例3】
【 0013】
多 糖産生乳酸菌を利用した発酵乳の作製
NK活性上昇作用を有する酸性多糖体を産生する L . bulgaricus OLL1073R-1を用いて発酵乳を作製した。生乳、脱脂粉乳、砂糖を使用し、 SNF9.7%、FAT3.05%、砂糖3.0%に調製した溶液(以下発酵乳Mix)にL.bulgaricus OLL1073R-1、S.thermophilus OLS3059(FERM P-15487)を スターター菌として加え、43℃で発酵を行った。酸度0.7で発酵を終了し、4℃ で1日保存することで最終酸度0 .78となった。
※赤字本記事執筆者による
※SNF…無脂乳固形分 FAT…乳脂肪分
なお、近くのスーパーのプライベートブランド牛乳の成分表に書いてあるSNFとFATは、特許のものとは異なっていたが、問題なくヨーグルトはできました。
R-1 ヨーグルトの作り方
準備するもの
- 牛乳 1L(成分無調整であればどれでも問題ない)
- 砂糖 30g(グラニュー糖が望ましいが、普通の砂糖でも問題ない)
- R-1ヨーグルト(ドリンクタイプ・ノーマル)
作り方
①牛乳パックを封を空けずに500W 1分30秒加熱→振り混ぜてもう一度500W 1分30秒加熱して温める
冷蔵した牛乳をそのままメーカーにセットすると、発酵できる温度になるまでの時間がかかるので、ゆるいヨーグルトになってしまいます。
②100mlほど牛乳を別容器に空ける
そのまま作るとあふれてしまいます。すでに作ってあるヨーグルトと合わせてラッシーにして飲んでしまいましょう!
③砂糖30gと、R-1ヨーグルト(ドリンクタイプ)を約半量投入する。もう半量は冷凍保存して、次回使い回す
※毎回一本使っても良いがもったいないので、R-1ヨーグルトをボトルごと冷凍保存してます。1回目にできたヨーグルトを種菌として保存している先人もいますが、容器の煮沸消毒などしないといけないのがとても面倒なので、2回に1回R-1を購入してます。
ドリンクタイプからでも固形のヨーグルトが出来上がった!きっと中身の菌は、固形も飲むヨーグルトも一緒なのかも!
④43℃で12時間タイマーセットして放置
※説明書によると「通常のヨーグルトは42℃ 9時間」でよいのですが、R-1ヨーグルト作成の先人によるとR-1ヨーグルトは12時間ほど発酵させるのが良いようです。
⑤時間が来たら、冷蔵庫に一晩入れて、冷めたら出来上がり
ここで常温放置すると発酵が進みすぎて酸っぱくなるので、タイマーが終了したらすぐ冷蔵庫にしまいましょう。タイマーをセットしてから12時間後は必ず家にいるように!
R-1ヨーグルトがお手軽に出来上がるので、菌活が捗っています。
1Lの牛乳パックを使うと、食べ進めていくと底の方がどんどん掬いにくくなるので、シリコンの蓋を買うと保存も便利。
牛乳パックがそのまま使えるタイプのヨーグルトメーカーを買い、種菌にドリンクタイプを使えば、面倒な煮沸消毒をせずにヨーグルトがお手軽に作れるのでおすすめです。ランニングコストを考えれば初期費用は大した値段ではないので、ヨーグルトをたくさん消費する方は、節約のためにヨーグルトメーカーを試してみてください!