免責補償とNOC補償をつけるべき?レンタカーのマネーリテラシー

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こんにちは、キャンプに行くときはレンタカーで行くことも多いまにむーんです。レンタカーを借りるときの免責補償、皆さんはつけていますか?レンタカー屋さんに言われるがままにつけている人も多いのではないでしょうか。ここでは、免責補償について考えてみたいと思います。

トラブル発生時に、補償すべきこと

まずは、事故やトラブルが起きたときに、発生する支払いについて考えていきましょう。以下の5つがありますね。

  • 通行人の怪我や死亡への補償
  • 建物などの破損への補償
  • レンタカーそのものの破損への補償
  • 運転手や同乗者の怪我や死亡への補償
  • レンタカー会社へ、レンタカーが使えなくなることへの補償

補償に関する契約について

レンタカーの基本契約において、下記の通り補償される契約となっています。ここで大事なのは「免責補償等をつけなくても、自己負担額は最大15万円程度」と言うことです。

  • 通行人の怪我や死亡への補償 → 対人補償(自己負担額 0円)
  • 建物などの破損への補償 → 対物補償(自己負担額 5万円)
  • レンタカーそのものの破損への補償 → 車両補償(自己負担額 5万円)
  • 運転手や同乗者の怪我や死亡への補償 → 人身傷害補償(自己負担額 0円)
  • レンタカー会社へ、レンタカーが使えなくなることへの補償 → NOC補償(自己負担額 5万円程度)

では、免責補償が何かというと、以下の自己負担額が0円になる、という契約です。

  • 通行人の怪我や死亡への補償 → 対人補償(自己負担額 0円)
  • 建物などの破損への補償 → 対物補償(自己負担額 5万円 → 0円
  • レンタカーそのものの破損への補償 → 車両補償(自己負担額 5万円 → 0円
  • 運転手や同乗者の怪我や死亡への補償 → 人身傷害補償(自己負担額 0円)

NOC(ノンオペレーションチャージ)補償というものもセットで勧められることがあると思います。これをつけると下記の通りとなります。

レンタカー会社へ、レンタカーが使えなくなることへの補償 → NOC補償(自己負担額 5万円程度 → 0円

まとめると以下のとおりとなります。

  • 対人補償(自己負担額0円)
  • 対物補償(自己負担額 5万円 → 0円)※免責補償
  • 車両補償(自己負担額 5万円 → 0円)※免責補償
  • 人身傷害補償(自己負担額0円)
  • NOC補償(自己負担額 5万円程度 → 0円)※NOC補償

結局、つけるべき?つけないべき?

大体2日間レンタカーを借りて旅行に行くとすると、免責補償&NOC補償で3-5,000円くらいになるところが多いのではないでしょうか。

仮に4,000円と考えた場合、免責補償&NOC補償をつけなかった場合は毎回4,000円浮きますよね。150,000円÷4,000円 = 37.5となり、「38回連続で事故を起こさなければ、つけない方が良い」という結論となります。逆に「38回中一度でも事故を起こせば、つけておいたほうが良い」という結論となります。

38回運転しても事故らない自信がある方は、毎回の免責補償の金額が無駄になりるのでつけないほうが良いですし、事故を起こす懸念がある方はつけておくべきですね。未来のことは誰にも分かりませんが、少なくとも過去に一度でも事故を起こしたことがあるドライバーはつけておいたほうが良いのでは、と個人的には思います。

また友人同士で旅行する際に、事故を起こしたときの費用負担の話までしてレンタカーを借りる人は少ないと思います。事故を起こした際に、最大15万円の支払いを誰が払うのか、友人間で揉めたくない場合もつけておいたほうが安心ですね。

「もしものときに15万払えばいい」と思うか
「15万払うリスクをなくすために数千円を払う」かどちらかですね!

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